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☆竺仙と浴衣と風呂敷と☆

おおきに、アイディーネットスタッフ澤野です。
もうすぐお盆ですね。
私ごとですが、地蔵盆の準備で町内会の方のおうちにおじゃまする機会が
ありました。

ふいに戸口や窓際に目をむけると、「十二月十二日」という筆でかかれた
ちいさなお札が逆さにして貼られていました。


今住んでいる我が家にも同じものが貼られていて、なにかの魔除けくらいしか
感じていなかったのですが、話を聞いてみると「十二月十二日」は
石川五右衛門が釜ゆでにされた日で、逆さにするのは天井に忍びこんだ泥棒に
読ませて、悪事をしないように悔い改めさせるために始めたのが
由来だそうです。

なにかの呪文かと思っていましたが、「泥棒よけ」のキャッチコピーと知って
昔の人のユーモアににやりとしてしまいました。

そのような風習が京都・大阪・奈良など近畿各地に残っています。
お盆で親戚や友人宅にお邪魔する機会が増えるので、見かけることもあるかも
しれませんね。

さて、浴衣と江戸小紋で有名な「竺仙」の御比羅包 (おひらつつみ)です。
格調高い時代裟文様を用いながら、
テーブルクロスやちょっとした包みものにぴったりです。
平安時代に舞楽の装束を包んだ裂を平包み(ヒラヅツミ)と言ったのが始まりです。

「竺仙」は今から170年ほど前から創業した東京の老舗染め呉服屋です。

それまで無地が主流だった湯浴み着の浴衣を、粋な小紋柄で染め抜き、、江戸で大ブームとなり
浴衣スタイルを一新させました。

竺仙の風呂敷

竺仙のおひらつつみの時代裂文様


浴衣のブーム裏には、江戸中期にはすっかり町民の憩いの場として銭湯が定着したのも一因です。
銭湯で客の背中を流したりもてなしたりする、「湯女風呂」が、商屋の旦那衆や若者たちの間で大評判なり、
全盛期は吉原遊廓がさぴれるほどのにぎわいだったと言われています。

銭湯の流行から、江戸から各地に入浴の習慣が広まるとともに、お風呂で使用される包みもの、
敷き物のことを風呂敷と呼ばれるようになりました。

現在当たり前だと思っていたものにも、なにごとも始まりというものがあるんですね。

アイディーネットのQ都浴衣も、江戸時代の竺仙浴衣のようになるべく、みなさまに
愛されることを願いつつ…。

たくさんあった柄行きも在庫も残りわずかとなりました。

ぜひお見逃しくなく☆


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カテゴリー:澤野

投稿者 idnet821 : 2011年08月09日 01:10

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